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イエズス会の元総長アドルフォ・ニコラスの死
こんにちは!
過去記事で、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーと共に悪魔崇拝していたと言われていたイエズス会の元総長アドルフォ・ニコラスの話をしましたが、先日5月20日に亡くなったそうです。
アドルフォ・ニコラス神父死去、イエズス会前総長、元上智大教授 - バチカン・ニュース
イエズス会前総長、元上智大教授、アドルフォ・ニコラス神父が亡くなった。84歳だった。
イエズス会前総長、上智大学で長年教鞭をとり、日本での長い宣教経験を持つ、アドルフォ・ニコラス神父が、5月20日、東京で84歳で亡くなった。
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亡くなった場所が東京だったそうで、上石神井(かみしゃくじい)にあるイエズス会の高齢会員施設ロヨラハウスに住んでいた様です。
この世では上手く信徒や世間を騙し続ける事が出来たのかも知れませんが、果たしてあの世ではどうでしょう?(ネットで「アドルフォ・ニコラス 人身売買」等と検索すれば多くの情報が溢れています)
聖書には「最後の審判」について書かれた箇所があります。
「最後の審判」とは、人が死んだ時に神様が天国に入れる人を決める判定。聖書には、どういう人が義人(神様の教えを守り行った人)として認められるのかが書かれています。
わたしにむかって『主よ、主よ』と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである。
その日には、多くの者が、わたしにむかって『主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言したではありませんか。また、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの力あるわざを行ったではありませんか』と言うであろう。そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、『あなたがたを全く知らない。不法を働く者どもよ、行ってしまえ』。
文中の「その日」とは「死んだ日=審判の日」の事。
神様にいくらおべんちゃらを言っても人間の様に騙せないし通用しない。神様は霊の人だから人の心の奥底まで見通せます。
天国に入れるのは、神様の教えに従い正しく行った(行おうと努力した人も含まれる)者だけ。
なので、彼の様にキリスト教の名を騙(かた)り悪を行った者については、神様からあなた方を知らないとハッキリ宣告される。
キリストの名を騙ってサタンの技を行ったものは神様の御心(みこころ)では無いですから・・・。
彼は信徒達に上記の説教もしていたと思いますが、彼自身、神様を冒涜し侮(あなど)ったせいで裁かれ、この聖書の言葉の意味が悟れなかったのだと思います。
地位や名誉もあり高学歴であっても、罪のせいで思考が停止し、結果、神様に裁きを受け悟りを得られなくされたのだと思われます。
仲間内で聖人として崇(あが)めあってもそれはこの世だけの一時的なもの。あの世には持って行けない。ただ虚しいだけ。
ネットで葬儀の様子がアップされていましたが、立派な葬儀をしてもらったからといって、天国に行ける訳でも無いと思うと見ててほんとに哀れに感じます。(何も知らない人は、彼がこの世でしっかり働いたし、絶対天国に行けてると思っているでしょう)
悟っているクリスチャンは、この聖書の意味を分かって生活しています。
要は、クリスチャンであってもそうで無くてもこの世もあの世も生きている時の生き方が肝心だと思います。
故・日野原重明の人物像
ここから前回の続きです。
前回は、聖路加国際病院の本館をふくろう型の建物に作った人物は、元名誉院長だった故・日野原重明(ひのはらしげあき)だという話で終わりました。
この病院を有名にしたのも彼だと思います。
彼の聖路加国際病院関係の経歴を書き出すと、
1941年、聖路加国際病院の内科医となる。
1951年、聖路加国際病院内科医長に就任。
1971年、聖路加看護大学副学長および教授に就任する。
1974年、聖路加国際病院を定年退職。
死去した橋本寛敏前院長の後任の院長に推されたが、理事長を務めるライフ・プランニング・センターが笹川良一から援助を受けていることを問題視され、同理事長を退任するようにいわれたため院長就任を断った。
1974年、聖路加看護大学学長(第4代)に就任(1998年まで)1980年、聖路加国際病院理事に就任。
1992年、聖路加国際病院院長に就任(1996年まで)。無給で院長を務めた。
1996年、財団法人聖路加国際病院(一般財団法人聖路加国際メディカルセンター)理事長に就任(2014年まで)、院長を退任し聖路加国際病院名誉院長となる。
表で見ると実に長きに渡って、聖路加国際病院に従事していた様ですね。
1974年に一旦定年退職した様ですが、この理由が笹川良一から援助を受けていた事を追求されての退職。
日野原氏は理想のために笹川マネーも使った | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ライフ・プランニング・センターの設立にあたって、資金を提供したのは財団法人日本船舶振興会(現日本財団)の笹川良一会長(1899-1995、当時)だった。
笹川氏は自らの主治医でもあった日野原氏の思想に共鳴し、センターの活動資金として日本船舶振興会から3億6000万円を拠出、さらに東京・港区にある笹川記念館の11階フロアを権利金・敷金なしの破格の家賃で貸した。
毀誉褒貶(きよほうへん)の激しい笹川氏から支援を受けることについて、周囲は反対したが、日野原氏は「世のため人のためにお金を使おうとしている今の笹川氏は立派な人だ」と話し、堂々と金を受け取った。理想を実現するためには、現実と向き合う。そんなプラグマティズム(実用主義)が氏の真骨頂だった。
記事によると、笹川の素行が悪い事は、世間でも公然の事実だった様です。
過去記事にも載せましたが、彼はヤクザの親分。そもそもこの日本を牛耳っているのも在日や在日のヤクザでした。
しかも、彼は大本(教)を中心とする紅卍字会の一員だったし、出口王仁三郎と親戚で李家の一員。李家は、マフィアを牛耳るイルミナティ13血流の"李家"という一族でもありました。
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そんな笹川から、資金を援助してもらうのは如何なものか。
いくらお金を持っていたとしても、素行の悪い人物は信用できないし、まず関わりたくないと思うのが心情ですよね。ですが、日野原は援助してもらった。
つまり、彼も笹川と同類だったという事です。
援助してもらうという事は、その後も付き合わされるわけで、援助してもらう以上に何かを返さなければいけないことの方が大きい場合も多々あります。
ヤクザな人物であれば尚更何もないはずは無いと思っていい。
良くない人のお金で理想を叶える行為、普通じゃないですよね。
宗教団体「幸福の科学」もヘルメス思想
善も悪も一緒に混ぜる、この感覚がヘルメス思想の一つなのだろうと思います。
で、これは今まで当ブログで話してきた密教の考えと似ていると思っていたら、ヘルメスは占星術の祖でもあり、密教の祖でもあるという人がいました。
なので、ヘルメス思想と密教は西洋風の名と東洋風の名と名前が違うだけと考えていいかと思います。
他にも、「幸福の科学」という宗教団体の総裁・大川隆法氏が「ヘルメス神と空海と魔法」という本を出しています。
【大川隆法氏】
題名から推測しますと、ヘルメス神(ヘルメス思想)と空海(密教)が関係あるかのような題名ですが、関係あるから書くのでしょうね。
ヘルメスの杖(ケーリュケイオン、カドゥケウス)がついています。
なので、ヘルメス思想と密教は名前は違うけれど、彼らは同じと位置づけているのでは無いかと思います。
因みに、幸福の科学は信者の与国秀行(よくに ひでゆき)氏のナレーションで「新・霊界物語」というアニメを出していましたが、オリジナルの「霊界物語」は出口王仁三郎が口述筆記した物語。
幸福の科学も、大本(教)との繋がりを感じます。
メソジスト教会も聖公会と同じ宗教
で、聖公会はヘルメス思想のシンボルであるケーリュケイオンが聖ルカ礼拝堂にレリーフとしてありました。
日野原重明が全く関係無いのかというとそうでも無く、彼は日本基督教団の信徒だったそうです。父親がメソジスト教会の牧師でメソジスト信徒だった様ですが、現在、メソジスト教会は日本基督教団と合流しています。
表を見て頂くと分かりますが、メソジスト教会は聖公会から分派しています。
彼が聖公会関連の聖路加国際病院に従事出来るのは、分派しても中味は同じというヘルメス思想の宗教だからです。
そして、メソジストと合流した日本基督教団も同じものを拝んでいるってことでしょうね。
では、本日はこの辺で。