こんにちは☺️前回の記事に出て来た、教育評論家で独自に古代文明を研究している、はやし浩司(ひろし)さんという方のブッダ(釈迦)の像に対する見立てに少し違和感を感じました。
「手足指縵網相」(しゅそくしまんもうそう)と呼ばれる、ブッダの手の水かきは、イエス・キリストを洗礼したヨハネの身体的特徴とも合致している上、目も青く(「真青眼相」)、間違いなくアジア人ではなかった。
と言っていますが、ヨハネはユダヤ人(イスラエル民族)と言うだけで、あとは身体的特徴など何も分からない。なのに、"その像の手に水かきがありブッダと一致するから"と訳の分からない事を言っているんですよね。
なので、はやし浩司さんの説に疑問を感じて(カトリックの作った像を見ただけで判断しても、意味は通じない事を彼は知らないのか、それとも確信犯なのか?)、彼の人物像を知れば何か分かるのではないかと思い調べてみました🤓
それ以外にも気になることがあって、ややこしくなると何故か地球外知的生命体(宇宙人)説で話をするんです。それがやけに気になるっていうのかとても不自然に感じるんです。結構、するどい考察力の持ち主と思われる人なのに、宇宙人の話で納めようとするあたり胡散臭さを感じるんですよね。
以前、久保 有政(くぼ ありまさ)さんと言うクリスチャンであり牧師の経験もあって、聖書解説家の肩書きまで持っている方が、天皇家のプロパガンダのような本📕を書かれていた話をしました。(神道と天皇を絶賛する様な話です)
久保さんは、あくまで自分はクリスチャンという立場で話しています。だったら、キリスト教の神様の教えがもっと反映されるべきところ、神様の考えと真逆の思考をお持ちでした。
神道がキリスト教と関係があるという説を広める為のプロパガンダとしか思えません。その神道の伝統を絶やさずにいる天皇家がいい印象になる様に話をされているとしか思えない感じでした。
古い神社を調べると、建物の感じはユダヤ教の名残りのするものもあります(混血していても、日本人はイスラエル民族の末裔ですから)けど、やっている事は全然ユダヤ教とは違います。当然、キリスト教でもありません。拝んでいる神も違います。(それを別の宗教って言うんですけどね)
キリスト教の神様の教えは、今やっている事が重要だと言ってるのに、久保さんは何を悟ったんだか・・・。
クリスチャンでありながらこの様な人もいるので、はやし浩司さんは、一体どう言う人なのか彼の動画を見させて頂きました。
面白い話も沢山ありますね😄
かなり色んな事を知っていそうで、するどい観察力をお持ちの方の様です。なのに、ことキリスト教の話になると、ミトラ教の100%コピーと多くの人に思わせたいようです。
彼だけが、そんな事を言っている訳ではないんですが、彼ほどの観察力があれば、もっと他にも気づく事が沢山あるはずなんですけど・・・。
ギリシャ神話やローマ神話の事も研究されているみたいだし、世界中の古代文明の謎について面白い分析をしている動画も数多くあるのに、キリスト教とミトラ教の違いに関しては、その辺の人達よりも気付いてない様な感じを漂わせているんです。
その辺がどうも腑に落ちない🤔「何でだろう?」と思っていると、今回もまたまた答えに導かれました!
はやしさんがどう言う人物なのかが、この動画を見ると何となく分かると思います。
(最初ら辺を参考にしてます)
もう一つ、最新版に詳しく話されているのがありました。(記事を書くのにグッドタイミングでアップしてくれてました😙)
(7分から27分までの間が参考になります)
彼は、1970年頃、オーストラリアに留学したと告白している。当時、留学に関し身元引受人が不可欠との事で、その引受人となった方が、元天皇の皇后、美智子様のお父さんである正田 英三郎(しょうだ ひでさぶろう)氏だったそうです(動画の25秒辺り)。
正田氏は、当時、東京商工会議所、日豪経済委員会の委員長を務めていたそうです。
身元引受人になった理由が、現天皇の称号、浩宮(ひろのみや)の浩と一緒だったからと言われた、とはやしさんは言っています。
ですが、平成天皇のテニス仲間の田丸謙二(たまる けんじ)氏と付き合いがあったそうで、おそらくそこで話が出ていたのではないかと思います。
天皇家と親戚以上の関係にあたる人に身元引受人になって貰うのは、至難の業です。彼自身の家柄もそれなりに良かったのではないでしょうか⁉️田丸謙二氏にだって知り合うチャンスも滅多にありませんから・・・。
で、国の権力者の近くに出入りする様になれば、彼の研究である古代文明を調べるのに、古代からの歴史を知っていそうな人物や関係者がザラにいたと思われるので、情報をゲットするのは容易(たやす)かったと思います。
反面、特に天皇家一族の秘密にかかわる事やまずい事などを知った場合、不利になるような事は一切言えない立場にあると言っていいと思います。
安倍首相が、マスコミ関係の記者達と、よく食事会を開いているそうですが、食事会に出席したら首相の問題点があっても紙面で語れないのと同じ構図ですね。
はやしさんは、神道や天皇家が不利になる様な古代文明の発見をした場合も、宇宙人説でかわしてたんじゃないですかね🤔
キリスト教とミトラ教を同じにしたがるのは、天皇家もミトラ教を拝んでいるから・・・。久保有政さんも、天皇家とキリスト教をくっつけたがっていましたね。そういう意味で、二人共プロパガンダなのかも知れません。
正しい歴史を曲げてしまうと真実が見えて来ません。宗教においては、救われるものも救われなくなってしまうんで恐ろしいことなんですよ。
それとも、今までの発見は自分の発見ではなくて、教えてもらったものばかりだったんでしょうか?
絵画に隠されている数字とかを解説した動画もありましたが、虫眼鏡で絵をずっと見ていないと気付かない事ばかり。(いやいや、普通にずっと見ていても気付かないレベルです😅)
そんなのを見せて、「ここにも暗号がある」とか言って説明するんですよね。もし、それらを自分で一から見つけていたとしたら、キリスト教とミトラ教の違いは簡単に分かるはずなんですけど・・・。
どちらにしても、彼が天皇家にとって都合のいいことは言うでしょうけど、都合の悪い事は隠す立場にある事は分かって頂けたと思います。
で、ミトラ教は、ゾロアスター教の前期では、排除されていました。しかし、ヴァルナ(=アナーヒター)だけでは続かなかった。というか、元々、ゾロアスター教以前から、ミトラヴァルナでひとつの信仰の対象となっていました。
ミトラ神はアーリアの古来の神人なんです。アフラ・マズダーの原型といわれるヴァルナという神がいますけれども、このヴァルナーに匹敵する大神なんです。おもしろいことにアーリア人というのは、神様を「双神」という形で信仰する特徴があるんですね。一つのペアとしてですね、
ミトラ神とヴァルナ神という二つのものが一緒になった形で出てくるわけです。これがアーリアの、おそらく最高神で、さも古い形であると言われている。
ヒンドゥー教を参考にすると分かりやすいです。彼らは、必ず二つで一つ、双神という形で信仰の対象になっていました。シヴァ神とカーリー、ガネーシャと十一面観音菩薩など。なので、ひとつを排除して片方だけの信仰は成り立たない。
ミトラ(バアル)=牡牛(おうし)=シヴァ神=火🔥=昼=男性原理
ヴァルナ(イシュタル)=牝牛(めうし)=カーリー=水=夜=女性原理
【イシュタル】
伊勢神宮の外宮では、豊受大神(とようけのおおかみ=ミトラ)、内宮では天照大神(あまてらすおおかみ=ヴァルナ)が祀られています。
では、本日はこの辺で☺️