前回までは、”釈迦が出家し悟りを開いた“というところまでお話ししました。
今回はその続きからですが、仏教でいう悟りは、そもそも人の考えな訳ですよね。
例えば、中学校などで校長先生が「これこれこう言う風に3年間学校生活をおくれば、将来こんな高校に行けるよ」とか、「こうしないと学校生活も円滑に過ごせませんよ」とか、中学生活のあり方など生徒に知っておいてほしい事などを校則に書き記すとします。生徒は、常日頃より校則をよく頭に入れて生活すればいいし、忘れた時は校則本📖を開いて読めばいい。
仏教についても人の考えの集大成な訳だから、わざわざ仏像を作ってそれに向かって拝まなくても教えを書いたものを読んで理解すれば済む話では無いですかね。
と言っても、それじゃあ宗教にならんでしょ、って事で、結局は宗教って何❓と言うところが分からないとダメなんでしょうね。
キリスト教の場合は聖書で神様が「信仰しなさい」と言っているので、それを神様の言葉だと信じた人がしっかり信仰していけるような場として教会が建てられ、人が集まりキリスト教という宗教が生まれた訳です。イスラム教もキリスト教と異母兄弟なので、起源はほぼ似たような感じだと思います。
一方、仏教は人の考えから出ていて、その考えが正しいのではないかと思った人が集まって宗教を作り、信仰の場を作って人々に広めていった。
まっ、神様から言われて出来たものと、人間側が求めて出来たものだから違うでしょね。
で、仏教は誰を拝んでるの？🙄
私が疑問に思うのは”彼らはいったい誰を拝んでるんだろう”ってこと。
キリスト教しか知らないんでそれを参考に話しますが、クリスチャン達は、人類やこの地球この世を創ったのは、創造主なる神様が存在していて全て作って下さった。しかも、神様が愛する人類を導き守る為、聖書(聖書は、神様の啓示や霊感を受けた人が書いてますし、何人かの人の証言をとって書かれたものです)を遺して下さって、生き方や色んな事を教えて頂いている。しかも、聖書の預言によりキリスト=救世主をこの世に使わして下さって私達の進む道を正して下さる。だから感謝し讚美しお祈りを神様に捧げます。(但、カトリックは偶像を作って拝んだり他にも聖書の教えに反した事をしているので、キリスト教と呼べるレベルではないと思います)
で、仏教の場合は、拝んでいる仏像は釈迦だけでは無いようですね。
親鸞聖人の仏像を拝むとかもあるし、ハッキリ言って2人とも人ですよね。
人が人を拝むっておかしく無いですか⁉️
人はあくまで神様と同等ではないし、尊敬はしても拝むものじゃ無いはずです。
聖書の話に、神様の御言葉を教えてくれた弟子(か伝道師かどっちか忘れましたが)に対して「ありがたい御言葉を教えて下さった」と言って弟子を拝みだした人の話があります。そこで、弟子は、「何てことするんですか、私を拝むんじゃ無くて神様でしょ」と拝んだ人に怒る場面があります。いくら良いことを教えてもらっても人を拝んではいけないんです。人は人、神は神とはっきり線引きされています。イエス様の場合は、神様のひとりごが人の姿を持って現れ、悪人に殺されましたがそれによって人々が神様に立ち返り正しい信仰をする人が増えました。それで、天国では神様の右に座っていると言われています。
で、亡くなったからと言って、意味も無く神様級になれる訳ではありません。ましてや、人間が決めれるものでも無い。でも、仏教では人が決めている。そこが、私は解さないところですけどね。
仏教が日本に伝来する途中で、釈迦以外も採り入れてややこしくなっている事が分かりにくくしている原因なのかも知れませんね。
仏教のいう仏とは、仏のさとりを開かれた人のことらしいです。実在したのは、釈迦(仏像では釈迦如来)ただひとりですが、そういう人が大宇宙にも沢山いると仏教では説いています。見たこともない聞いたこともない存在したかどうかわからない宇宙の人(宇宙人👽の事ですかね☺️)までも仏のさとりを開いた人がいると・・・(笑)
で、その仏と思われる人❓を採り入れて仏像にして拝んでいるというらしいです。(オッタマゲ〰️)
しかも、ブッダの入滅後、仏教は弟子達によって変化し、大宇宙で仏になった人を含め、ヒンズー教、バラモン教などが崇拝している神々をも採り入れて、受け入れやすい形に中国あたりで変わり、日本に入って来たという事らしいです。
こうして見ていくと、日本の仏教は、釈迦が説いたもの以外の要素がかなり多く入っていますね。千手観音とか大日如来とかも彼らの理屈でいう宇宙から来たんでしょうね😒
私からしたら、こんなのでよく信じられるな、と思いますが・・・。ってか、そんな事まで考えて信仰してる人ってほぼいないでしょうね。しかも、昔はネットも無いしそこまで分からないですから。
伝えられている内容と、信仰が違う感じがするのは私だけ❓お菓子でいうとパッケージと中身が違うんでは無いのって感じ😓
お経はそのままで、”拝む相手がすげ替えられてるって感じ?”しませんか❓
拝む相手(仏像)が代わったら、拝み方も変わるだろうし拝む内容も当然違ってきますよね。教えだって全く一緒な訳ないでしょう🙄実在しない者がどういう教えを説いたのか仏教の場合は何で分かるんでしょうか？その辺の辻褄をどうあわせているんでしょうね🤔
キリスト教の場合は、預言者らが神様から霊感や啓示を受ける事で神様の心情や考えを知る事が出来ます。イエス様がその代表例です。
しかも、ヒンドゥー教やバラモン教の崇拝している神を仏教に取り入れるって〰️⁉️
それじゃあ釈迦の説いたものが間違ってたって言っているようなもんじゃない😲⁉️
釈迦が生きている時も、その宗教はあった訳だから・・・。
ちなみに、ヒンドゥー教は、「アーリア人が、現地の人を支配する過程で生まれたバラモン教」が前身とされています。
なので、他の宗教より「人を支配するため」に「身分を分ける」というカースト制度の影響が強い宗教だそうです。
釈迦がイエス級に格上げ‼️😲
日本に伝来して来た仏教は、大乗仏教といわれるものが釈迦の説いたものとは随分と形を変えて入ってきたようですね。それとも、インドではあまり違いはなかったのかも知れません。ハッキリしている事は、日本に来た時の教えはもう既にごちゃ混ぜ状態であったという事。
そして、一番変わったとこは何処かというと、釈迦自体がだんだんと超越的存在とされていき、悟りを開いた人という位置付けから、真理そのものであった仏陀がこの地上に人の姿をとって現れた、とキリスト教におけるイエスのような位置付けにされた事。仏陀は人類の救済者で人間世界への来臨であった筈、と言われるように・・・。
日本に伝来した時には神格化されてたんですね。普通に考えてそれはダメでしょ‼️って言えるレベルだと思うけど・・・。ちなみに、小乗仏教ってのもあって、そっちは本来の悟りを開いた人という位置付けで収まっています。
キリスト教のイエスの場合は、旧約聖書の預言に神様が一人息子のキリストを遣わされることが書かれてあります。なので、降って湧いた話ではありません。しかも、悪を行っていた当時の王さまにとってイエスは煙たい存在。生まれた時から、追われる身でありました。結局、成長してイエスの伝道が始まって3年で悪人達に殺されてしまいます。その後、イスラエルは神様の恵みから遠ざけられて落ちぶれていきました。歴史を見ればその様になっています。
でも、釈迦はどうでしょう。大衆の力で神格化され、誰かが遣わしたという訳でも無いのに、いつの間にか仏陀が人の姿で生まれて来たって話に変わるのはいくら何でもダメでしょう。
釈迦の教えも現在ではほぼ変わっているようだし、現在の仏教は、釈迦の教えを引き継ぐ訳でなくどこかの宇宙から連れてきたらしい阿弥陀如来とか、大日如来に変わっている訳で・・・。何処の誰か分からないものを受け入れて偶像崇拝するのは危険だと思います。
ちなみに、キリスト教では、偶像崇拝は罪に当たります。何故、偶像崇拝を罪としたのかは、罪にサタンが寄って来るからです。サタンがこの地上に居るのを神様は知っていて、一神教の形で守ってくれています。神様以外を拝まないようにすればひとまず安全、と言うわけです。
拝む時、なんで自分の言葉で拝まないの❓
仏教は、呪文のように拝みます、ってかそういうのを呪文というのでしょう。
キリスト教は、自分の言葉で感謝したりお祈りします。占い、スピリチュアル、呪術、偶像崇拝など神様が罪として禁じています。何故罪なのかは、さっきも書いた様に、変なもの(悪霊、雑霊とか)を呼ぶからでしょう。(神様はそれを知っている)
例えば、「こっくりさん」とかがその類いです。悪霊、雑霊は悪さをして、くっつき回ってその人の人生を狂わせるからです。
「お経の内容を勉強したから大丈夫」と思っても安心出来るでしょうか？
意味を勉強するぐらいなら、「母国語に直して分かりやすいようにしてくれたらいいのに」と思いません？
人を救いたい神様だったら、色んな人が救われる様にその国の言葉に直していいよ、と言ってくれるはずだと思いません⁉️自分の子供に諭す時、小難しい言葉を使いますか⁉️
しかも、お経で始まってお経で終わる。自分が助けて欲しい事などをいつ言うんでしょうか⁉️
まとめ
仏教は、なかなか曲者の様な宗教に感じます。釈迦自体も、次期国王になれるんだったら、ある程度国民を幸せにする事も出来るでしょ。全部は叶えられないけど、権力者が高い税金を取るから生活が苦しかったりする訳でそれを下げるとか、カースト制度も撤廃しようと思えば出来るでしょ‼️
当時は、国王の権力が強い時代なんだから。
そういう意味で、釈迦が仏教を作ったのは何か別の目的があったのかも知れませんね。
今回は、これでおしまい😊
